- 主 訴
- 奥歯を残せないか?
- 年 齢
- 54歳
- 性 別
- 女性
- 通院回数
- 12回
- 診療区分
- 保険診療、、自費診療
- 費 用
- 保険¥170.000-
治療前写真
- 初診時のレントゲン写真です。
根っ子の周りが黒くなって、歯の周りの骨が吸収(溶けている)事が分かります。
- 金属を外した状態の写真です。
破折線(歯にヒビが入っている状態)が確認出来ます。
この様な歯は使えませんので、この部分の根っ子だけ抜歯(分割抜歯)する事にしました。
治療中写真
- 抜歯してその部分に骨を造る処置を行います。
- 術直後のレントゲン写真です。
抜歯した部分が少し白く見えるのが分かります。
治療後写真
- 治療後の口腔内写真です。
以前と同じように修復されています。
- 治療後のレントゲン写真です。
根っ子の治療もやり直しています。
抜歯された部分も徐々に骨が造られていることが見られます。
治療内容(使用材料含む)と医師所見
【使用材料】β-TCP(オスフィール ⓡ Olympus Terumo(社))、H.A.(アパセラム ⓡ 京セラメディカル(社))、PRF
【費用】Socket Preservation ¥35.000-、グラディア:¥42.000--/1本×3=¥480.000-
【院長所見】破折のため、根っ子を1本だけ抜歯していますが、通常の抜歯では骨が大きく吸収します。Socket Preservationという方法を用いることにより、空洞になった部分の骨を再生し、長期的な予後が期待出来ます。
以下の様な、全身性疾患を抱えられている方、局所的に重度の問題を抱えられている方に対しては治療が困難になります。
しかし、一点でも問題が有れば、全ての処置が行えないわけでは有りません。
個別の状態に関しては事前にご相談いただき、それぞれの診査を行った上で処置を行わせていただきます。
全身性疾患として以下の様な疾患(重度の疾患)を抱えている方
- 重度のヘビースモーカーの方
- 高血圧
- 心疾患
- 糖尿病
- 骨粗鬆症
- 肝機能障害
- 腎機能障害
- 気管支喘息
- 血液疾患
- 自己免疫疾患
- アレルギー疾患
局所的疾患として以下の点に関して重度の問題が有る方
- 残存歯列と欠損部の状態
- 口腔粘膜と歯肉の状態
- 歯周病のリスクの高い状態
- 顎関節、咬合の状態
術後の顔貌に対して特別な要望を訴えられる方
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