- 主 訴
- 上の奥歯にインプラント出来ないか?
- 年 齢
- 51歳
- 性 別
- 男性
- 通院回数
- 18回
- 診療区分
- 自費診療
- 費 用
- ¥800.000-
治療前写真
- 12年程前に行った上顎のインプラント治療です。
- 右上の奥歯部分、レントゲンでは左上の部分にインプラント治療を行っています。
この部分は、下顎と違って「上顎洞」という空洞が有り、歯を無くした場合、殆ど骨は有りません。
治療中写真
- そこでこの部分に「サイナスリフト」という方法で骨を造り、その部分が石灰化(人工の骨が硬くなること)を待ってインプラントを埋め込みます。
- 当時はCTを設置していませんでしたので、病院でCTを撮影して頂き、その画像を元に処置を行いました。
この写真は術後のCTです。インプラントの周囲に人工の骨が再生されていることが確認出来ます。
治療後写真
- 現在の口腔内の写真です。
ポーセレンが破折した場合などに修理にも対応出来るよう、メタルボンドにはアクセスホールを作っています。
- 現在の状態のレントゲン写真です。
周囲の骨は、正常に保たれています。
治療内容(使用材料含む)と医師所見
【CT解析費用】¥30.000-
【使用材料等】サイナスリフト:¥200.000-(β-TCP(オスフィール ⓡ Olympus Terumo(社)、H.A.(アパセラム ⓡ 京セラメディカル(社))、PRF.)、インプラント:¥190.000-/1本×=¥380.000-(京セラPOI-EX)、メタルボンド:¥90.000--/1本×2=¥180.000-
【院長所見】上顎洞内に人工の骨を造成する事で、インプラントを埋め込むことが出来るようになり、以前歯が有ったときのように、自由に咬むことが出来るようになりました。
以下の様な、全身性疾患を抱えられている方、局所的に重度の問題を抱えられている方に対しては治療が困難になります。
しかし、一点でも問題が有れば、全ての処置が行えないわけでは有りません。
個別の状態に関しては事前にご相談いただき、それぞれの診査を行った上で処置を行わせていただきます。
全身性疾患として以下の様な疾患(重度の疾患)を抱えている方
- 重度のヘビースモーカーの方
- 高血圧
- 心疾患
- 糖尿病
- 骨粗鬆症
- 肝機能障害
- 腎機能障害
- 気管支喘息
- 血液疾患
- 自己免疫疾患
- アレルギー疾患
局所的疾患として以下の点に関して重度の問題が有る方
- 残存歯列と欠損部の状態
- 口腔粘膜と歯肉の状態
- 歯周病のリスクの高い状態
- 顎関節、咬合の状態
術後の顔貌に対して特別な要望を訴えられる方
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