- 主 訴
- 奥歯を残せないか?
- 年 齢
- 46歳
- 性 別
- 女性
- 通院回数
- 12回
- 診療区分
- 自費診療
- 費 用
- ¥217.000-
治療前写真
- 「左下7番、治療を受けていたが治りそうにないので抜歯が必要と言われたが、抜かないで何とかならないか?」という相談でした。
- その時のレントゲン写真です。
その歯は根尖部分も、その遠心(後方)部分も黒くなって、骨が消失しているのが分かります。
この歯に対して「根管治療」と「歯周再生治療」を併用して行う事にしました。
治療中写真
- 先ず根管治療を行い、根管充塡を行いました。
- そして歯周再生治療を行いました。
治療後写真
- 術後の口腔内写真です。
ほぼ、本来の歯の状態に回復されています。
- 術後のレントゲン写真です。
根尖部の骨も白くなって、骨の再生を確認出来ます。
臨床的にも動揺も、咬痛も無くなり、通常通り噛めるようになりました。
治療内容(使用材料含む)と医師所見
【使用材料】エムドゲインⓡ(straumann(社))、β-TCP(オスフィール ⓡ(Olympus Terumo(社))、H.A.(アパセラム ⓡ(京セラメディカル(社))、PRF、グラディア(ハイブリッドのセラミックス)、
【費用】歯周再生処置¥100.000-(1/3顎)×1=¥100.000-、グラディア(ハイブリッドのセラミックス)¥22.000-、ジルコニア冠¥95.000-
【院長所見】エムドゲインという歯周組織再生材料を用いることで骨の再生が得られ、根管治療、適切な歯冠修復により、それらの相乗効果により歯周組織の改善が得られています。
以下の様な、全身性疾患を抱えられている方、局所的に重度の問題を抱えられている方に対しては治療が困難になります。
しかし、一点でも問題が有れば、全ての処置が行えないわけでは有りません。
個別の状態に関しては事前にご相談いただき、それぞれの診査を行った上で処置を行わせていただきます。
全身性疾患として以下の様な疾患(重度の疾患)を抱えている方
- 重度のヘビースモーカーの方
- 高血圧
- 心疾患
- 糖尿病
- 骨粗鬆症
- 肝機能障害
- 腎機能障害
- 気管支喘息
- 血液疾患
- 自己免疫疾患
- アレルギー疾患
局所的疾患として以下の点に関して重度の問題が有る方
- 残存歯列と欠損部の状態
- 口腔粘膜と歯肉の状態
- 歯周病のリスクの高い状態
- 顎関節、咬合の状態
術後の顔貌に対して特別な要望を訴えられる方
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