- 主 訴
- 奥歯の歯茎が腫れた
- 年 齢
- 48歳
- 性 別
- 男性
- 通院回数
- 8回
- 診療区分
- 自費診療
- 費 用
- ¥100.000-
治療前写真
- 「奥歯の内側の歯茎が腫れて、診てもらったけれど良くならない。少しグラグラしている。」ということで相談に見えました。
外側は腫れていませんでしたが、内側の歯茎が腫れ、排膿も診られました。
- しかし、レントゲン写真を撮って見ても特に異常は見られませんでした。
治療中写真
- そこでCTを撮影して見ると、明らかに内側の歯茎が大きく吸収している事が確認出来ました。
- 患者さんと相談して、歯の周りの骨の再生術を行う事にしました。
治療後写真
- 掻爬した歯の周りに骨を造る材料を埋め込みました。
- 縫合後の状態です。
この状態で3〜6ヶ月、埋め込んだ材料が石灰化(硬くなること)するのを待ちます。
治療内容(使用材料含む)と医師所見
【使用材料】エムドゲインⓡ(straumann(社))、β-TCP(オスフィール ⓡ(Olympus Terumo(社))、H.A.(アパセラム ⓡ(京セラメディカル(社))、PRF
【費用】¥100.000-(1/3顎)×1=¥100.000-
【院長所見】エムドゲインという歯周組織再生材料と、セラミックスを始めとする補填材料、採血した血液を生成して得られるPRFなどを用いることで、骨の再生を図る処置です。
以下の様な、全身性疾患を抱えられている方、局所的に重度の問題を抱えられている方に対しては治療が困難になります。
しかし、一点でも問題が有れば、全ての処置が行えないわけでは有りません。
個別の状態に関しては事前にご相談いただき、それぞれの診査を行った上で処置を行わせていただきます。
全身性疾患として以下の様な疾患(重度の疾患)を抱えている方
- 重度のヘビースモーカーの方
- 高血圧
- 心疾患
- 糖尿病
- 骨粗鬆症
- 肝機能障害
- 腎機能障害
- 気管支喘息
- 血液疾患
- 自己免疫疾患
- アレルギー疾患
局所的疾患として以下の点に関して重度の問題が有る方
- 残存歯列と欠損部の状態
- 口腔粘膜と歯肉の状態
- 歯周病のリスクの高い状態
- 顎関節、咬合の状態
術後の顔貌に対して特別な要望を訴えられる方
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