- 主 訴
- 他院で行ったインプラントの周りが腫れた
- 年 齢
- 68歳
- 性 別
- 男性
- 通院回数
- 4回
- 診療区分
- 自費診療
- 費 用
- ¥100.000-
治療前写真
- 数年前、他院でインプラントの治療を受けられていて、最近インプラントの周りが腫れて傷むということで相談にいらっしゃいました。
- その部分のレントゲン写真を撮って見ると、インプラントの周囲が大きく吸収しているのが分かります。
治療中写真
- その部分の歯茎を開いて見ると、インプラントの周囲の骨は大きく吸収し、汚染されたインプラントが露出した状態でした。
- インプラント表面のデブライドメントを行い、不良肉芽を除去し、骨造成処置を行いました。
治療後写真
- その後、PRFのメンブレンを設置し縫合しています。
- 術後のレントゲン写真です。
大きな吸収部分は補填剤により小さくなっているのが分かります。
今後、石灰化を待ちます。
治療内容(使用材料含む)と医師所見
【使用材料】β-TCP(オスフィール ⓡ Olympus Terumo(社))、H.A.(アパセラム ⓡ 京セラメディカル(社))、PRF
【費用】 ¥100.000-(1ヶ所)
【院長所見】骨が吸収したままだと、その部分がポケットとなり、,細菌や異物が貯留し、清掃も困難です。汚染されたインプラントを綺麗にすること,吸収部に骨を再生する事でインプラントの延命を図ります。
以下の様な、全身性疾患を抱えられている方、局所的に重度の問題を抱えられている方に対しては治療が困難になります。
しかし、一点でも問題が有れば、全ての処置が行えないわけでは有りません。
個別の状態に関しては事前にご相談いただき、それぞれの診査を行った上で処置を行わせていただきます。
全身性疾患として以下の様な疾患(重度の疾患)を抱えている方
- 重度のヘビースモーカーの方
- 高血圧
- 心疾患
- 糖尿病
- 骨粗鬆症
- 肝機能障害
- 腎機能障害
- 気管支喘息
- 血液疾患
- 自己免疫疾患
- アレルギー疾患
局所的疾患として以下の点に関して重度の問題が有る方
- 残存歯列と欠損部の状態
- 口腔粘膜と歯肉の状態
- 歯周病のリスクの高い状態
- 顎関節、咬合の状態
術後の顔貌に対して特別な要望を訴えられる方
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